Topix
氏子から奉仕巫女
コロナ禍の影響でしばらく途絶えていた地元氏子さんから奉仕巫女さんが、年末から正月にかけて窓口に着いて頂きました。
神社が明るくなって多くの方々が参拝して頂きました。
新年鏡割り
令和7年巳年。カウントダウンで迎えた0時0分に地元友矢会の皆さまにより鏡割りが行われました。今年は献酒のふるまいと甘酒のふるまいも有りました。
鞭崎神社からも負けずに「ショウガ湯」をふるまいました。初詣の皆さまとともに盛り上がった令和7年のスタートです。
金色参道
鞭崎神社参道脇には、高さ30m有ろうかと思われる大イチョウの木があります。
毎年、秋のこの季節になると黄色一色になります。このイチョウの葉が参道に降り注ぐと、一面”金色の参道”に様変わりします。保育園の子供たちがはしゃぎ喜ぶ笑顔が満ち溢れて、明るくなった鞭崎神社がさらに明るくなります。
新御朱印
鞭崎神社の御朱印が新しくなりました。今までは、朱印と鞭崎神社名のみでしたが、大津絵を入れたデザインに一新しました。
近江の国矢橋に鎮座する鞭崎神社は、大津から矢橋へ、矢橋から大津へ琵琶湖を舟で渡った旅人が旅の安全を願って参拝した神社です。今、私達には昔旅人が大津で手にした大津絵と共に鞭崎神社を参拝している姿が目に浮かびます。(大津絵は氏子さまの描画です)
巳年の立体大絵馬奉納
令和7年は巳年です。毎年、鞭崎神社の拝殿横にその年の干支の大絵馬を奉納して頂いています。
地元の矢橋帰帆クラブ寿会皆様が1ケ月かけて手作りした巳の立体大絵馬を年末に奉納して頂きました。夜8時まで照明灯で明るく照らされて幻想的です。この大絵馬は1月末まで設置しています。
同時に本殿前に願い事、感謝の気持ちを書き記した大扇も奉納、設置して頂きました。皆さんの心こもった作品で、令和7年良い年になりますよう願っています。

拝殿天井に「大津絵」奉納
大津絵は滋賀県大津市で江戸時代初期から旅人に手軽なお土産品、護符として描かれた仏画民芸品です。絵の題材は百数十種類あると言われています。
氏子様で大津絵が大変上手い方がおられます。年末に寅年大扇を奉納して頂いた時、今にも襲い来るかと思う迫力ある虎の大津絵を描いていただき、それを見た参拝者皆様が大変驚かれました。
この事を機会に、鞭崎神社の拝殿天井に大津絵を奉納して頂きました。
描いて頂いたのは拝殿の折上げ格天井に力作30枚です。そして、1枚は大津絵ではないですが地元の「矢橋帰帆の常夜灯」絵1枚と、菅原道真公が鞭崎神社に参拝された折に詠われた詩一首が書かれています。
自由に見ることが出来ます参拝の時にご覧ください。
竃(かまど)の神様
鞭崎神社で行う宵宮祭、後宮祭、五月休祭、草木祭の4祭事では、竃(かまど)で大釜にお湯をわかしお湯上げでの神事を行っています。
世界や日本各地で火災が頻発し、多くの命や財産が失われていますが、今年から竃の神様、火の神様、水の神様をお祀りし、火災や水害が起こらないよう特別に祈願する事にしました。
鞭崎神社に参拝に来られた皆様が、この竃の神様にもお詣り頂くよう祈念いたします。
★竃神=祭神・奥津日子命(オキツヒコノカミ)・奥津比売命(オキツ ヒメノカミ)➡クドカミとも読み、畿内ではオクドサンと呼ぶ
★火神=祭神・火産霊命(ホムスビノカミ)➡全ての物を浄化する
★水神=祭神・水波能売命(ミズハノメカミ)➡火を消す、作物に水を 与え五穀豊穣を促す
鞭の奉納
鞭崎神社は八幡宮を祀り、文武必勝・除災招福・病魔退散の神として、皇室をはじめ、歴史に刻んだ数々の武将も参拝された神社です。
古く草津の湖畔一帯には立派な竹林が広がり、この竹を利用した工芸品の生産が盛んな地でありました。特に矢橋は、弓や鞍(くら)、竹根を用いた鞭(むち)、葦(よし)を利用した矢が数多く作られていて、参勤交代で行き交う武将達が東海道は草津宿で武具を買い求めたとする記録が残されています。
また鞭は、自らの命をあずけ乗馬した馬を制御するために必要不可欠な武具であるのと同時に、軍隊の進む先を指し示し、士気を高める象徴的な役割があったことからも、武運必勝・神恩加護を願い、鞭(むち)の字が神社に用いられたことは容易に想像することが出来ます。
鞭崎神社は悠久の御代、数々の祈りの誠が捧げられてきた特別な神社(勅願の宮)です。
この度、ご縁を頂き貴重な鞭をご奉納賜りましたので広く皆様に展示披露し、今後も更なるご活躍と馬の調教に携わる皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。




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